丁寧ですね

お店のお話

最近、何人かのお客様に『パンがすごく丁寧ですね』と言われました。数人続いたので、ドッキリか?モニターでも仕掛けられているのか?とキョロついてしまいました(笑)

そのうちのお一人は初期の頃より来て下さっているお客様で、色々お話してくださる方なので、ウッカリ本音で『丁寧・誠実しか勝負できないからですよ~。三ツ星のあの有名店で修業!とか、〇十年修業ののち独自の製パン技術をもって開業!とかでないですもん』を笑いあいましたが、本当にそう思います(苦笑)

店主の尋常性乾癬の改善のために、独学でマクロビや無添加生活・石鹸生活をガンバっていた頃、パン好きだった奥さんが『無添加のパンってどこで買えば?そして近隣にない… そして心置きなく食べるとお財布が…』と考えたあげく、自分でつくりゃ~いいのか!とパン教室に行ってみたい!と店主に相談すると、なんと店主も『オレも!!』と。

そして趣味で自宅でパン作りをするようになったのが高じて、今に至るワケなのですが、2人揃って器用なわけでも、食通なわけでも、新しモノ好きなわけでも、イベント好きなわけでもない… インスタ映えするような煌びやかな食べ物より茶色い食べ物大好き… 凝った料理よりシンプルな味つけが好き… なんなら店主の最後の晩餐の第一希望は納豆かけゴハン… どこをとってもドカンと打ち出せる物が見当たらない我々ができることといったら、いつでも丁寧に誠実にパン作りをする事くらいしか取り柄がないのです。

私生活ではすこぶる面倒くさがり、大雑把なくせに、仕事面だけは意外とキビしい所も気が合ってしまうのが良くも悪くもあります。お店づくりもですが、納得できない状態のパンを出すのもイヤなので、見知ったお顔のお客様に今日はチョイ失敗しまして…と不出来パンを食べてもらえるようお願いするなんてことも多々あります。

『全然大丈夫ですよ?キビしすぎですよ。』と言われたりします。後日『全然問題なかったですよ~、美味しかったです。』とお礼を言われることもありますが、いつものパンを御存知なので食べてもらおうかなと思えるのです。もし初回のお客様にそんな不出来パンをお出しして、しゅくらん=不出来パン!となったら恥ずかしいやら、申し訳ないやら、哀しいやら。

こんなしゅくらんなので、奇をてらったパンはないのですが、毎日食べても飽きないようなパンを気を抜かず、手を抜かず、作り続けていけるよう頑張りたいと思っております。

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