箒(ほうき)って奥深い…

お店のお話

先週、外掃き用の箒がバッキリ折れてしまいました。ほぼ6年、ほぼ毎日掃除しているんですもんね。ありがとう、ご苦労サマでした♪
使っていた箒は、しゅくらんをオープンしてから慌てて生協さんでテキトーに購入したものでしたので、生協さんのネット注文で探してみるも、今週も来週も外用箒の扱いがない… 生協さんは頼んだ物が翌週に届くので、再来週まで放置になると玄関前がドえらい事になってしまうと思い、急いで箒の購入を決心しました。

…箒って色々種類があって、掃除をする場所によって適した素材が変わってくるのですね。掃除場所によって最適な物を使うことでゴミが取れないっ!手が痛くなってきちゃった!なんてことがなくなってストレスフリーで時短になるというのに、何も考えずにテキトーに選んでテキトーに扱っていたなんてなんとも傲岸不遜で申し訳ないことを…

ではしゅくらんのお店前を掃く際の最適な箒はどれなのだろうか?と調べてみたら面白かったので、今後、急に箒が欲しくてたまらないっ!というお客様のためにパン屋のにわか知識をご紹介したいと思います。

玄関前には『赤シダほうき』がオススメ!
主な産地はインド・スリランカというパルミラの木の葉柄から取り出した繊維で作られた箒。パルミラの繊維は他の天然繊維と比べて太くてコシがあり、比較的安価なのでお手頃価格で作ることができるそうです。砂ボコリや小さなゴミ、玄関前の小石などちょっと大き目のゴミもラクに掃き出します。
黒シダほうきは細かいゴミを取ることが得意ですが、穂がやわらかいので重いゴミは掃きにくく、コンクリートに落ちた小石や落ち葉を掃き取るのはちょっぴり苦手。そんなお買得な赤シダほうきですが、水に弱く、濡れると穂が広がりやすいという弱点があるそうで、箒になる前の葉柄時代の形状に戻ってしまうんだそうです。なるべく水まわりで使わないようにしないとですね。

玄関・ベランダには『黒シダほうき』がオススメ!
主な産地はインドネシア というアレンという木に巻き付いている繊維を取り出して作られた箒。 黒シダの繊維は非常に細かく、同じ形状の箒を作るのに、赤シダの場合1,000本の繊維が必要なところ、黒シダの場合4,000本の繊維が必要となります。黒シダの繊維はとても細かく、やわらかいのが特徴で、コシは弱いのですが、水に強く丈夫なので、細かいホコリなどの小さなゴミを逃さず掃き集めることができるので、玄関・ベランダの掃除に適しています。

天然素材のものはなんだか保管が面倒くさそう…と思う方には『化学繊維のほうき』がオススメ!赤シダほうきと同じく穂のコシが強く、玄関前に落ちた少し大きなゴミやコンクリートの溝に入り込んだ石やゴミをかき出すのが得意です。その名の通り人工で作り出した樹脂の穂を使用しているので、水に強く、コシが強く、耐久性があるのが特徴です。価格も天然素材の物よりも安い事が多いですが、箒によっては若干手首に負担が掛かることもあるようです。

庭や駐車場には、 『竹ほうき』や『ヤシの葉脈』を使用したほうきがオススメ!竹ほうきは知っていましたが(店主が初めて母の実家のお寺に行った時に、お寺はやっぱり竹ぼうき!とハシャいでました)、ヤシの葉脈の箒は初めて知りました。砂利や芝生を掃く際に、小石や枯葉をうまく集められなかったり、砂利が偏ってしまって困るなんて場合には、竹やヤシの葉脈で作られた箒を使うと、穂の密度が一定ではなく、ざっくりとした掃き方ができるため、芝生を傷つけにくく、また砂利を偏らせることなくラクに掃除ができます。どちらも見た目が魔女のほうきみたいなフォルムですね。素材もコシがあるため耐久性は抜群ですが、ヤシの葉脈の箒の方が、竹帚よりもお高いようです。

色々悩んでしゅくらんは『赤シダの箒』を選びました! とっても掃きやすいです♪

とまぁ今回は屋外用の箒を調べてみましたが、余談ですが数年前にに屋内用の箒を探してた際に欲しかったのですが予算の関係上諦めたのが棕櫚(シュロ)の箒でした。棕櫚の箒は掃く音が静かで、穂先が細いため隅やみぞのお掃除もラクにでき、畳やフローリングをはじめとした屋内の様々な個所のお掃除に適しています。しなやかさから、カーペットに付着した髪の毛や砂ぼこりもしっかり掃き出すことができたり、フローリングにつやを出してくれる効果もあるそうなので、いつか手に入れたい一品です!

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